海南市議会 2020-12-01 12月01日-03号
平成26年の厚生労働白書「健康長寿社会の実現に向けて」では、がん、循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患の4大疾病と、メンタルヘルス、ロコモティブシンドローム、オーラルケアが取り上げられていますが、視覚障害には触れられていませんでした。 しかし、目が見えるという視覚器の健康は、健康寿命にとって極めて大きな位置を占めていると考えます。
平成26年の厚生労働白書「健康長寿社会の実現に向けて」では、がん、循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患の4大疾病と、メンタルヘルス、ロコモティブシンドローム、オーラルケアが取り上げられていますが、視覚障害には触れられていませんでした。 しかし、目が見えるという視覚器の健康は、健康寿命にとって極めて大きな位置を占めていると考えます。
高齢化に伴い、糖尿病、循環器疾患、がんなど生活習慣病が増加し、認知症、寝たきりなどの要介護者の増加が深刻な問題となっています。そのため、健康わかやま21に基づき、疾病の発症を予防する一次予防に重点を置き、健康教育や健康相談を実施し、高齢者の健康保持について地域保健課を中心に取り組んでいます。
田辺市の独立行政法人国立病院機構南和歌山医療センター(316床17診療科)は、田辺保健医療圏を主たる診療圏として、がん・循環器疾患に対する専門医療、脳神経外科を主たる対象とする救急医療(救命救急センター)など高度の総合的診療及び各種医療従事者の卒後研修と生涯研修、臨床研修などを行っています。また、エイズ拠点病院、臓器提供施設としての役割も果たしています。
全国的には、受動喫煙による健康被害による死亡は、がんで年間1,000〜2,000人、循環器疾患で2万人前後と推測されています。その対策については、正しい知識の普及、未成年者にたばこを吸い始めさせないという意味の防煙・分煙・禁煙支援などあらゆる施策の推進が必要となるため、今後、関係機関、庁内部署、市民活動と協力しながら進めてまいりたいと考えております。
次に、市民の健康状況の把握と健康日本21の和歌山市版--仮称でございますが--の作成についての取り組みでございますが、市民の健康状況の把握につきましては、国民健康保険の受領状況から見てみますと、高齢化社会を反映して、高血圧などの循環器疾患や整形外科的な病気が多く、一方、高脂血症などの生活習慣病もふえていることがうかがえます。
また、本市における主要死因を見ると悪性新生物(がん)、それから循環器疾患等の成人病による死亡率が高く、また、乳児の死亡率も全国的に見て高いことから特にその対応が迫られております。 また、最近の医学の見地から推察しますと、治療よりもむしろ予防医学がより重要になりつつあり、それはとりもなおさず保健所の存在が予防という立場から考えますとより重要になってきたということであろうと思われます。